Macの外付けSSDを家族と共有する方法について解説します。
Macの外付けSSDを共有する方法
外付けSSDを「共有ドライブ」として使えるようにしておくと、家族や職場の複数のパソコンから同じデータにアクセスできるようになり、作業効率がぐっと上がります。Macには標準でファイル共有機能が備わっているため、特別な機器を買わなくても、外付けSSDを簡易NASのように運用することが可能です。
Macに接続された外付けSSDを「共有ドライブ」にするには、以下3つの操作を行います。
- フォーマット(できれば exFAT)
- Mac側で共有設定(SMB共有)
- 接続する側(他のMac/Windows)からアクセス設定
この記事では、上記の各種設定方法を、初心者でも迷わず進められるように丁寧に解説します。
SSDをフォーマット
「共有ドライブ」として運用する場合、Mac・Windows 両方で「読み書き」できるexFATを選びます。
フォーマットするとSSD内のデータは全消去されます。必要なデータがあれば必ずSSD内から別の場所にコピーしておきます。
① SSDをMacに接続します。
② Finder の 「移動」 → 「ユーティリティ」 → 「ディスクユーティリティ」 を開きます。
③ 左上の「表示」から 「すべてのデバイスを表示」 を選択します。
④ 左側のリストから、ボリューム(インデントされた「SSDの名前」)ではなく一段上の「外部・物理ディスク本体」**(例:「BUFFALO SSD」)を選択します。
⑤ ウィンドウ上部の 「消去」 をクリックします。
⑥ ダイアログで以下を設定します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 名前 | 任意(例: Shared_SSD) |
| フォーマット | exFAT を選択 |
| 方式 | 2TB超なら GUID パーティションマップ 推奨。古い環境に繋ぐ場合は マスター・ブート・レコード を選ぶこともある |
⑦ 「消去」** をクリックし、完了したら 「完了」 をクリックします。
これで MacでもWindowsでも使える共有向けSSD になります。
Mac側で共有ドライブとして公開する(SMB共有)
ここからは、「家の中の他のMacやWindowsから、ネットワーク越しにこのSSDにアクセスしたい」場合の設定です。
① システム設定(システム環境設定)を開きます。
② 「一般」→「共有」を選択します。
③ 「ファイル共有」 をオンにします。
④ Finderで外付けSSDを開き、共有専用フォルダ(例: Shared)を作成します。
⑤ 「システム設定」 → 「一般」 → 「共有」 → 「ファイル共有」の横にある「i」をクリックして「共有」設定画面を開きます。
⑥ 「共有フォルダ」 の一覧で 「+」 を押します。
⑦ 先ほど作った SSD上のフォルダ を選んで追加します。
⑧ 共有フォルダを選択した状態で、右側の 「ユーザとグループ」 を確認します。
⑨ 必要に応じて以下を設定します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 自分のユーザ | 読み/書き |
| 他のユーザ(家族用アカウントなど) | 読み/書き or 読み出しのみ |
| ゲスト | 原則オフ推奨(制御しづらくなるため) |
⑩ 「共有フォルダ」一覧から作成した共有ドライブを選択して「オプション」をクリックします。
⑪ 「SMBを使用してファイル名やフォルダを共有」をONにします。
⑫ 「Windowsファイル共有」の下にあるアカウント名の左にチェックを入れます。
⑬ 「任意のパスワード」を入力して「OK」をクリックします。
※ここで設定したパスワードが、WindowsPCから共有ドライブへアクセスする際に必要となるものになります。
他のMacから共有SSDにアクセス
① 共有元のMacと同じネットワーク(Wi-Fi/LAN)に接続します。
② Finder を開き、左サイドバーの 「場所」 → 「ネットワーク」 を開きます。
③ 共有元のMacが表示されるのでクリックします。
④ 「接続」 を押し、Macのユーザ名とパスワードでログインします。
⑤ 共有フォルダ(SSD上のフォルダ)を選んでマウントします。
共有元のMacが見つからない場合、以下のように IPアドレス指定でつなぐ方法もあります。
② サーバアドレスに `smb://(共有しているMacのIPアドレス)` 例: `smb://192.168.0.5` を入力します。
③ 接続 → 認証 → 共有フォルダを選択します。
Windowsから共有SSDにアクセスする
① Windows PC を同じネットワークに接続します。
② エクスプローラーを開き、アドレスバーに\\(MacのIPアドレス)\ を入力します。(例: \\192.168.0.5\)
③ Enter を押すと、ユーザ名とパスワードの入力が求められるので、Mac側の「ユーザー名」と「設定したパスワード」を入力します。
④ SSD上で共有しているフォルダが見えるので、右クリック → 「ネットワークドライブの割り当て」 → ドライブレターを設定しておくと、次回から楽にアクセスできます。
実運用での注意点
- 外付けSSDは実際には Mac本体にUSB接続されている1台のディスク です。 ネットワーク越しのアクセス(SMB)は複数台からでもOKですが、大量の同時書き込みは避けたほうが安全です。
- 共有中にSSDを抜くと、他のPC側でエラー・データ破損のリスクがあります。「ファイル共有」をオフにしてから、Finderで「取り出し」をして物理的に取り外すと安心です。
- exFATにはジャーナリング機能がないため、書き込み中の突然の抜き差しや電源断に弱いと言われます。共有ドライブ運用時は、特に「安全な取り外し」を徹底するのが大事です。
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