Macの「.zshrc」ファイルとは何か?場所はどこにある?見つからない場合はどうすればいい?について初心者向けに解説します。
「.zshrc」とは?
.zshrc ファイルは、Mac のターミナルを開いて標準シェル(zsh)が起動するときに読み込まれる「設定ファイル」です。よく使われる設定としては、
- ターミナルの動作をカスタマイズ
- PATH の追加(Homebrew など)
- エイリアス(短縮コマンド)の設定
などがあります。つまり、一度書けばターミナルを開くたびに自動でこれらの設定が読み込まれます。Mac では macOS Catalina(10.15)以降、標準シェルが zsh になったので、標準シェルの設定ファイルとして .zshrc が使われるようになりました。
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「.zshrc」の場所はどこ?
「.zshrc」ファイルは、ホームディレクトリにあります。パスで書くと以下のとおりです。
/Users/あなたのユーザー名/.zshrc
ただし、. から始まるファイルは 隠しファイル扱いなので Finder では見えません。ターミナルで以下のコマンドを実行することで確認できます。
ls -a ~
-aは「隠しファイルも含めて全部表示」の意味。
「.zshrc」が見つからない場合は?
macOS を初期状態で使っているだけでは .zshrc は自動生成されません。そのため、初めて.zshrcファイルを触ろうとする場合、自分で作る必要があります。適当なテキストエディタでホームディレクトリ内に中身が空の .zshrcファイルを新規作成するか、以下のコマンドを実行しましょう。
touch ~/.zshrc
主な使用例
PATH を追加
Flutter や Homebrew、Node.js などをインストールすると、
flutter
brew
node
といったコマンドをどこでも使えるようにする必要があります。例えばflutterだと以下のように書きます。
export PATH="$PATH:$HOME/flutter/bin"
上記の設定を行うことで、毎回フォルダを移動しなくてもコマンドが使えます。もしこの設定がないと、Flutter の bin フォルダまで移動してコマンドを実行する手間が掛かります。
よく使うコマンドを短縮できる(エイリアス)
例えば、以下のように長いコマンドを短くできます。
alias gs="git status"
alias fdo="flutter doctor"
alias run="flutter run"
ターミナルの見た目を変えられる
- カラフルにする
- Git のブランチ名を表示
- 現在のディレクトリを見やすくする
など、視認性が上がって作業が楽になる。
プラグインを追加できる(作業効率向上)
zsh はプラグインが豊富で、.zshrc に書くだけで使えます。よく使われているプラグインとしては、
- Git 補完
- Docker 補完
- Node / Flutter 補完
- 自動ジャンプ(よく使うフォルダに瞬間移動)
- コマンドのスペルミス自動修正
などがあります。
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